ルールブック 〜マナーを身につけてこそのテニスプレーヤーです〜


テニスとは
テニスは紳士、淑女のスポーツです。「マナーを守って初めてテニスをする資格がある」と言っても過言ではないでしょう。私たちは、社会人(大人)の集まりですから、自らがマナーのお手本となれるよう心掛けていきたいと思っています。 プレーする時にマナーが悪いと、人を不快にさせるばかりでなく、自分自身も恥ずかしい思いをすることになります。 以下に、基本的なマナーを書きますので、今一度、「正しいマナー」について、見直してみませんか?

コートは譲り合って   ゲームをする人は、基本的にダブルス4ゲーム先取で行いましょう。大人数のときに6ゲームをやったり、2試合連続でやったり、ましてやシングルスをするなどはもってのほかです!※まれに人数が少ないときは、どんどん連続でゲームをしてもいいと思います。

ボールいきます  試合中や、練習中、誰かにボールを渡すときは、「ボール行きまーす」と、一声かけましょう。またはアイコンタクト等で、ボールを受け取る人が、受け取る準備出来ていることを確認してから、ボールを送球しましょう。決して相手がよそ見をしていたり、他からのボールを受け取っているとき等、不意打ちでボールを送球するのは、やめましょう。相手にボールを渡すときは、手でもラケットでも良いですが、ワンバウンドして相手に渡る位(相手が取りやすいよう)に送球するのが礼儀ですね。もしもコントロールが悪くて、すっ飛んでしまったら「ごめんなさ〜い」と素直に謝りましょう。尚、試合中、サーバーにボールを渡す時は、「遠い人から順番に送球する」のが、常識です。

NOT READY!  試合中、サーバーは、レシーバーが、構えに入ってからレディポジションをとりましょう。レシーバーがベースラインまで歩いていって、振り返った瞬間に打ち始めるなんて、もってのほかです(^_^;) レシーバーは、準備(構え)ができていない場合、サーバーに対して「not ready」と言う事が出来ます。(遠慮は無用です)だからといって、一旦構えたにも関わらず、サーバーのリズムを狂わす目的で「not ready」を言ってはいけませんよ!テニス(スポーツ)は、フェアプレーでこそ、楽しめるものです。

フォルトは返球しないで! 試合中、リターン時に、相手のサービスがフォルトなのに、リターンを相手コートに返球するのは、マナー違反です。フォルトボールは、ネットにかけるなり、見過ごすなりいたしましょう。「フォルト」と、コールしたサービスをリターンの練習のつもりで相手コートに返すのは、もってのほかです(-_-) そもそもフォルトのサービスをリターンしたところで練習になるはずがありません。鋭いサービスで、フォルトか、セーフかわからず「とりあえず返してしまった」という場合等、フォルトボールを間違って相手コートに返してしまった時は、素直に手を上げて「ごめんなさーい」と謝ることを忘れずに。

焦らずに。 あきらかに相手の打ったボールが「アウト」の場合、どうしてもせっかちになってボールが着地する前に「アウト!」と叫んでしまいますが、それが習慣になってしまうと、きわどいボールも予測で「アウト!(だったらいいな)」と言ってしまうことがあります。予測ジャッジはマナー違反だけでなく、万が一、そのボールがセーフだったとしても、一度目は、レット&注意扱いになり二度目は、ポイントを失うことになりますので、要注意です。(仲間内では、そのまま続けてしまうことが多いですが、対外試合では通用しないのです) もしも、ボールを追っているパートナーに「アウトかもしれないよ!」と伝えたい時は、「ウォッチ!」などと言う様にしましょう。

ナイスショット   ダブルスで、パートナーがファインショットを放ってエースを取れたときに称えあうことはよくあります。では、対戦相手に対してはどうでしょう?対戦相手も自分と同じテニス好きの「同士」なのですから、相手のファインショットにも拍手を贈るくらいの思いやりが大切だと思います。以前、観戦した試合で、どちらも引かないラリーの中、手も足も出ないようなウイニングショットを打たれた選手が、決して大袈裟ではなく、相手に拍手を贈りつつ「ナイスショット」と言う姿を目にした時、素敵な光景だと思いました。(一流選手や、プロの試合などでも、時折目にすることがありますよね)間違っても相手にエースを取られたからといって、頭に血が上り、親の敵討ちのような形相で相手を睨み付けたり、ふて腐れてみたり、相手に対して小言を言う等、スポーツマンとしてあるまじき言動だけは避けたいものです。

おとなりと仲良く  隣のコートからボールが飛んできた場合、出来る限り好意的に拾って差し上げましょう。(インプレー中等は別です。あくまでも常識の範疇のお話) 逆に、こちらのボールを相手コートに飛ばしてしまった場合、隣コートのプレーの邪魔にならないよう注意してボールを拾いに行きましょう。(プレー中のコートに入るのはNGです)隣のコートに入るときは「失礼します」「ありがとうございました」と挨拶を忘れずに♪ また、ギャラリーの方は隣にボールが入った時やこぼれたボールは、率先して拾いましょう。 自分がOBしたボールをメンバーが取りに行ってくれた時は「ありがとー」と感謝の言葉(気持ち)を忘れずに。


みんなで楽しく!
サークルはスクールとは違って、自分の(上達の)ためだけに参加するものではありません。「テニスが上手くなりたい」という気持ちは、みんな同じです。そんな中で、お互いの向上のために、時に真剣に、時に楽しく、アドバイスしあったり、励ましあったりして、お互いの練習のためになるよう、気持ちよくプレー出来るよう心掛けつつメンバーそれぞれが、少しずつでも上達できたら良いな・・・と思います。




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