おすすめの本

このページは、わたくしの独断と偏見からおすすめ本を紹介しているので、深く考えないでお読みください。



 

■容疑者Χの献身

みなさんご存知の東野圭吾の「ガリレオシリーズ」。映画にもなったので知ってますよね?
四色問題(現在では証明が終了しているので四色定理)で出てきたのには感動しました。



※四色定理とは
いかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗るには4色あれば十分だという定理である。但し飛び地
ような領域は考えない。実際の行政区分で飛び地があったとしても飛び地とその飛び地の所属する本国は関連せず、別の色であってもよいとする。解決前は「四色問題」と呼ばれており、未解決の期間が長かったため現在でも四色問題と呼ばれることがある。

これは、グラフ理論おいて平面グラフ4彩色可能である ということと同値である。四つの領域が互いに接しているような地図が存在するので、3色では不可能である。この問題は球面上のグラフで考えても同値である。問題を双対グラフに置き換えることによって、頂点を彩色することに帰着される。四色定理の示すように領域の塗り分けが有限の色数で必ず可能となるのは平面(二次元)以下の次元までであり、三次元以上では領域の取り方次第でいくらでも色数が必要となってしまうようになる。



 

■ガリレオシリーズ最新刊「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」

「探偵ガリレオ」「予知夢」「容疑者Χの献身」につづく、ガリレオシリーズの最新刊です。




■フェルマーの最終定理

映画にもなった「博士の愛した数式」の参考文献になった本。
数学の世界ではあまりにも有名な、そして数学界最大の超難問といわれている「フェルマーの最終定理」。

「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
本人が没後、フェルマーが自身の研究を書き残した本を親族が発見し、そこに記された余白の言葉からこの難題ははじまりました。
天才数学者ワイルズが完全証明するまで、たくさんの数学者が300年間も苦闘した物語が記されています。





 

■100年の難題はなぜ解けたのか〜天才数学者失踪の謎〜

宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?
人類が長年、問い続けてきた謎に大きく迫るヒントが数年前に見つかりました。百年以上もの間、誰も解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明され、宇宙がとりうる複数の形が初めて明らかになったのです。世紀の難問を解いたのはロシアの数学者グリゴリ・ペレリマン。その功績により、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、数学の表舞台から消え去ってしまった。その真意をめぐって様々な憶測を生んでいます。「ポアンカレ予想」にはこれまで、幾多の天才たちが魅了され、人生のすべてを賭けて挑み、そして敗れ去ってきました。ペレリマンがその栄誉に背を向け、姿を消したのはなぜか。そもそも数学者はなぜ難問に挑み続けるのか。この本は、ポアンカレ予想が解けるまでの百年にわたる天才たちの格闘のドラマを追い、ともすれば取りつきにくい純粋数学の世界と数学者たちの数奇な人間模様を描いています。



■博士の愛した数式

数学を好きな人もそうでない人も、江夏とタイガースが好きな人もそうでない人も、楽しめて感動する最高の小説です。
<この本の紹介文です>
彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。そして博士は息子を、ルートと呼んだ。
ルート記号の中に数字をはめ込むとどんな魔法が掛かるか、三人で試した日のことはよく覚えている――。
記憶を失った天才数学者と幼い息子を抱えて働く私の出会いと幸福な一年。小説の奇跡とも言える、上質でせつなく知的な、至高のラブ・ストーリー。









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